マキシンがセオリーに寝返り、ヴィジョンの一員となったことをきっかけに、ここ1カ月以上続く戸澤が所属するアルファ・アカデミーとザ・ヴィジョンの抗争。数週間前、ヴィジョンがオーティスを襲撃して戦線離脱に追い込んだことで、戸澤はたった1人で仲間の仇討ちに臨んだ。
試合は序盤からセオリーが主導権を握る。グーパン連打で戸澤をいたぶるように攻め立てるセオリーは、トレードマークのヘアバンドを奪い頭に不格好に装着して挑発。この“舐めプ”連発行動に「ヘアバンドとられた」「うばった?」「何するんだ!」とファン騒然。ABEMA実況・塩野潤二アナウンサーも「全然格下扱いしています…」と嘆きのコメント。しかし、これで怒りに火が付いた戸澤は“ハリケーン・ラナ”一閃で反撃の狼煙。一度は場外に逃れたセオリーだが、猛スピードでリングに戻りクローズラインと主導権を譲らない。
その後は一方的にセオリーがラフファイトで攻める。リングサイドではかつて家族だったマキシンが罵声を浴びせ、試合中にセオリーといちゃつく最悪の展開。それでも戸澤は反撃のDDT、シャイニング・ウィザード、セントーンの3連発から、シャツを引き裂いて気合を入れ直すと、珍しい爆殺シューター連発で魂の雄叫び。
「戸澤かっけえ」「いい蹴りだ」「戸澤さん実はすごい鍛えてるよな」と戸澤の猛攻にファンの興奮が高まり、完全に空気を掌握するも、そのターンは長く続かず…。セオリーが強烈なフィニッシャーのオフ・スイッチ(フォーアーム・スマッシュ・エルボー)を叩き込み、あっという間に逆転ピンフォール勝ちを収めた。
試合後には、すっかり悪役が板についたマキシンの指示でセオリーがさらに攻撃を続け、椅子を持ち出す場面も。戸澤へのさらなる制裁へアダム・ピアースGMらがすばやく介入して未遂に終わる。
実況陣も「椅子取り上げてくれてよかったですね」と安堵のコメントのなか、この日は”心ここにあらず“だったブロン・ブレイカーが突然たぎり出し戸澤へとどめのスピアを狙ったところでオバ・フェミが登場。オバはセオリーをビッグブーツで倒し、ブレイカーと激しく対峙。試合後の展開でオバ・フェミとブロン・ブレイカーの対立がさらに加速。
戸澤は今週もリベンジは果たせず。オバ対ブレイカーのスケールのデカい抗争を前に最後は“蚊帳の外”状態だった戸澤だが、対セオリーとの孤軍奮闘ぶりにファンから「良くやったよ」「頑張ったよ戸澤」と労いの声が相次いだ。(ABEMA/WWE『RAW』)
この記事の画像一覧
