あす8月15日は「終戦の日」です。戦争中に日本軍が魚雷を操縦して敵の軍艦に体当たりする特攻隊・人間魚雷による攻撃を行いました。この攻撃で戦死した特攻隊員が出撃を前に、別れの言葉を録音していました。家族を思い、祖国を思い、21歳という若さで太平洋に散った特攻隊員の声です。
【画像】全長15メートル、直径はおよそ1メートル「回天」の内部
太平洋戦争末期、21歳の青年が出撃を前に残した肉声です。
「父よ、母よ、弟よ、妹よ。そして長い間、育んでくれた町よ、学校よ、さようなら。本当にありがとう。こんなわがままなものを、よくもまあ本当にありがとう。僕はもっと、もっと、いつまでもみんなと一緒に楽しく暮らしたいんだ。愉快に勉強し、みんなにうんと恩返しをしなければならないんだ」
「昔は懐かしいよ。秋になればお月見だといって、あの崖下に『すすき』を取りにいったね。あそこで転んだのは誰だったかしら。雪が降り出すとみんな大喜びで外へ出て雪合戦だ。昔は懐かしいなあ。こうやって、みんなと愉快にいつまでも暮らしたい」