盤上の激闘に勝るとも劣らない、熱き“数値”の戦いがファンの視線を釘付けにした。8月15日に生中継された将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」の準決勝第1試合、TDIルシーグ横浜と中国・四国ナヴィセトスの対戦。“無敵艦隊”の異名をとる中国・四国がスコア5-1で圧倒し決勝進出を決めたが、ファンの度肝を抜いたのはある数値を巡る予期せぬドラマだった。
両軍1勝1敗のタイスコアで迎えた第3局は、横浜の斎藤明日斗六段(28)と中国・四国の菅井竜也八段(34)が激突した。斎藤六段といえば、予選対局で出場全棋士トップとなる176bpmを叩き出した、本大会が誇る“心拍王”だ。決勝進出をかけた生中継の大一番とあり、さらなる新記録更新の期待が高まっていた。
注目の先手番入札では、菅井八段が33秒、斎藤六段が26秒を提示。菅井八段が見事に先手番を獲得し、向かい飛車の出だしから長い序盤戦へと突入した。
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