第6局は、後がない森内九段と、ここで勝負を決めたい菅井八段の顔合わせとなった。運命の「先手番入札」の控え室では、思わぬ名シーンが誕生する。第1ステージでは後手番をいとわない0秒を決断していた森内九段だが、この絶体絶命の局面に際して「入札らしいことをしてみようかな」「アストさんに教わったラッキーナンバーを」と、自身の十八世名人資格保持から連想されたと思われる「18秒」を入札用紙に書き込んだ。
一方の控え室では、菅井八段が「15秒…もう少し入れた方がいいのかな。でも15秒で」と悩みつつ、糸谷九段が用紙に記入している最中に決断が揺らぐ様子を見せた。同門の弟弟子である藤本七段に視線を送り、小声で「危ないかな?でも書いてしまったからな」とポツリ。
藤本七段が「大丈夫だと思うんですけど…た、多分」とオドオドしながら答えると、菅井八段は藤本七段の服の袖をちょいちょいっと引っ張りながら「責任とってな?」とイタズラっぽい笑顔を投げかけた。この和やかな兄弟子と弟弟子のやり取りに、視聴者からは「にこにこしてるガイスー」「菅井さんと渚のやりとり好き」「いい兄弟子だ」「仲良しww」と歓喜のコメントが殺到することとなった。
「19秒という説があったんですけど、15秒なら絶対取れるって…」
