■「リプライ欄に水着姿に生成された画像を載せられた」
撮影会モデルとして活動する山下沙織氏は、性的ディープフェイクの被害に遭った当事者だ。山下氏は「普段は露出の少ない写真を撮っている。自分のSNSにワンピース姿の写真を載せたら、リプライ欄に非常に露出の高い水着姿に生成された画像を載せられてしまった」と被害の経緯を説明する。その画像について「実在する人物のような質感で、私のフォロワーから『大丈夫?』と連絡が来て知った。かなり多くの人の目に触れていた」と振り返った。
別の事例については、「相手はもしかしたら、私が喜ぶと思って送ったのかもしれない。『いつも綺麗だよ、応援してるよ』という言葉に続いて、そういう画像が送られてきて、すごくショックだった」と振り返る。 対応については「ブロックして削除したが、相手には何も言えなかった」とし、「生成AIだけでなく、裸の写真に私の顔を合成した画像も多く送られてきている」と現状を明かした。
山下氏は「『公開しなければいい』と言われたこともあるが、根本的に『まず作らないでほしい』というのが本音だ。作成や所持だけでも罰則を設けてほしい」と訴える。
■「不愉快だからといって直ちに違法とは言えない」
