■子連れ再婚の「ハードル」とは
山田さんはかつて、再婚を意識するパートナーと出会い、当時高校生と中学生だった2人の娘に気持ちを伝えた。長女は「お母さんの人生だから好きにしてほしい」と受け入れる姿勢を示したが、次女は「もし再婚するなら一緒には住めない」と強く反対した。食事に行くなどの交流は試みたものの、それ以上関係を深めることはできなかったと山田さんは振り返る。次女は自分が家を出ていく形の別居婚ならばと条件を示したが、「中学生を家から出すわけにはいかない」として、山田さんは再婚を断念した。
高橋氏は「お子さんが中学生の時期は一番難しい。対して、幼いうちはハードルが低く、高校生以降になると親の幸せを願える段階に入ってくる」と説明する。
シングルマザーと結婚し、「妻のことも妻の子どもも好きなので足し算で余計幸せ!」と話すしゅくろーさんも「例えば子どもの年齢が中学生や高校生だったら、結婚していなかったかもしれない。物心がつきすぎていると受け入れてもらえるのか、自分自身も子どもを受け入れられるか不安になるかもしれない」と本音を明かす。出会った当時3歳だった娘については「第一印象で素直に『可愛い』と思えたことが大きかった」と振り返った。
また、高橋氏がシングルマザー時代に「また家族を作りたい」と周囲に話すと、先輩女性たちから「子連れ再婚なんてうまくいったケースがない」「子どもがいるのに彼氏必要なの?」などと言われたことで「恋愛をすること自体にネガティブになってしまうことがあった」と語る。

