「承認されたい」ロマンス詐欺被害にあった名誉教授(70)が赤裸々告白…「警察に行くように」弟の忠告を無視しSNSで知りあった自称「愛子」にのめり込んだワケ

わたしとニュース
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■定年退職後の「承認欲求」と「心の隙」を突いたアプローチ

 ロマンス詐欺被害に遭った香川大学名誉教授で法学者の高倉良一氏(当時70)。2020年3月に香川大学を定年退職し、その後、SNSを通じて知り合った自称37歳「愛子」と名乗る女に恋愛感情を利用され、投資名目で計925万円を騙し取られた。

「定年退職してから大学や専門学校で非常勤講師等は続けていたが、(人との接触は)約半分くらいになった」(高倉氏、以下同)

 現役を引退して人と接する機会が激減したと語る高倉氏。当時の自分自身をこう振り返る。

「いわゆる承認欲求というか、自分のやっていることを認められたい。もっと言うとそれを称賛されたい。そういう心の隙というか、そこを見事に突かれたんだろうなと思う」

 その心の隙に巧みに入り込んできた女、愛子とのやり取りは急速に緊密化し、いつしか高倉氏の日常を支配するようになっていったという。

「(愛子とのやり取りは)朝・昼・晩ですかね。そういうのが生活のリズムになった」

周囲の忠告を遮断させた「詐欺師のアドバイス」と当事者心理
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