■60歳以上の被害は前年比5割増、男性の被害件数は女性の2倍以上
高齢者のロマンス詐欺被害はデータにも表れている。2025年に全国の警察で認知された被害のうち、被害者が60歳以上の件数は男性が1202件、女性が470件に上り、どちらも前の年から約5割増加している。また、高齢被害者の大きな特徴として、男性の被害件数が女性の2倍以上となっている。
男性の方が被害に遭いやすい現状について、三輪氏は「一般的に日本の社会においては、男性の方が収入がそもそも多く、動かせるお金が大きいため、被害に遭いやすいという現状はあると思う」と分析する。
また、この認知件数については「おそらく言い出せない方もいるだろう。金額も高額なものから少額なものまであり、少額であっても詐欺は詐欺だ。認知されている件数よりも実際は相当数あるのではないか。氷山の一角だと思う」との見解を示した。
その上で、「詐欺だとわかった時点で警察には必ず行ってほしい。お金が返ってくるかどうかはさておき、被害は被害としてきちんと伝えておくことが、次の被害を生まないことにつながる」と訴えた。
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