■子が親にできることとは何か
子の立場として、親に対して何ができるのか。三輪氏は「親が子をコントロールできないのと同じで、子が親をコントロールするのも難しい。究極的には親子であっても他人。そのため、親の考え方をガラッと変えさせるというのはなかなか難しいと思う」と指摘。
さらに、「もし助けてあげたい気持ちがある場合には、日頃のコミュニケーションのあり方を考えることや、自分自身が親に対して心を開いていきたいのかどうかという根本的な問いを見つめ直した方がいい」と語った。
その上で、「そこをおろそかにしたまま中途半端に関わって後悔したり、逆に仲が悪くなるケースもある。親の様々な事情を背負いきれないと思う人もいると思うし、親の間違いを受け止めきれないからといって自分を責めないでほしい。サポートするのは大変なこと」と寄り添った。
最後に三輪氏は、「絶対自分にはあり得ないと思わない方がいい。それが一番大事なこと。こういう被害は現実に起きているが、それを見えなくしているのは自分自身のバイアスだ。騙す人が悪いのであって、騙されてしまった人をバカにしたり責めたりせず、受け止める準備を私たちはしておくべきだ」と語った。
(『わたしとニュース』より)
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