本局は両者にとって、単なる1勝を超えた大きな夢が懸かる一戦だ。服部七段が勝てば、第97期ヒューリック杯棋聖戦に続く自身2度目のタイトル挑戦となり、再び最高峰の舞台へと歩を進めることとなる。第2局の大激闘を制して取り戻した勢いそのままに、大一番での勝利を狙う。
一方、トーナメント最下層に設定されている5組から快進撃を続ける柵木五段は、本局に勝利すれば自身初のタイトル挑戦が決定する。さらに「竜王挑戦」の昇段規定を満たし、一気となる七段への特別昇段も同時に決まる。まさに“竜王戦ドリーム”の完結を懸けた、絶対に負けられない一局だ。
最高峰の舞台への切符を懸け、それぞれのプライドが激突する最終第3局。振り駒によって決まった戦型から、どのような名勝負が繰り広げられるか。運命の対局のゆくえから目が離せない。




