「電話が苦手…」他人と距離置く“凪メンタル”を求める若者たち…SNS・AI全盛の時代に“コミュ力”はどこまで必要なのか

ABEMA Prime
(4/4) 記事の先頭へ戻る

■おしゃべり大好きアレン様が「聞くことの大切さに気づいた」

そもそもコミュ力とは? 識者の見解
拡大する

 この議論に、番組出演者それぞれの視点が加わった。リディラバ代表の安部敏樹氏はデータを示しながら「30年前は、数理能力が高い人とコミュニケーション能力が高い人を比べると、所得の期待値は数理能力の高い人の方が上だった。それがこの30年でどんどん差が埋まってひっくり返り、今はコミュニケーションが高い人の方が所得が高いという研究結果が出ている。このトレンドはこれからも続く」と指摘した。

 そのうえで「昔は人と話さなくてもできる仕事がたくさんあったが、機械化され、AIによって高度な思考能力まで代替されるようになった。コミュ障だけど数学が得意という人のアドバンテージはなくなっていく。今、数少なく残っているのが、人間が対面でコミュニケーションして相手に好きになってもらうとか、難しい話をまとめる力。サウナで隣になった人と面白い話ができる、そういうところで人間としての価値を出していく。だからコミュ力がどんどん大事になる」と述べた。

 ラッパーの呂布カルマ氏は「コミュニケーションの種類が変わってきただけで、やっぱり(コミュ力は)必要。言葉が通じない国に行ったら誰でもコミュ障になるが、同じスポーツができる、同じ楽器が弾けるならそれでコミュニケーションが取れる。言葉によるコミュニケーションが苦手な人も、別の場所でゲームなら一緒にできるというケースもある。グローバルで活躍できる可能性はそこにある」と語る。

 発信力で注目される大物マダムタレントのアレン様は、自身のコミュ力の源泉を問われ「よく同じことを聞かれるんですが、答えられない。(コミュ力を)上げてないんですよ。元からおしゃべりが好きで、その武器を仕事にしているという感じ」と話す。それでも、「この5、6年、喋り倒してたんですけど、“聞くこと”って大事だなと思って。相手が全く自分の興味のない話をしていても、一旦全部聞くようにしています。聞いている最中にグーッと眠くなることもあるけど」と、黒坂氏も述べていた“傾聴”の大切さについて笑いを交えながら明かした。

 Tomy氏は「コミュ力の基礎は大事だが、応用する場所はいっぱいある。ネットの世界だったりAIを使えば工夫もできる。コミュ力がないと思い込む必要はなくて、場所が適切であれば発揮できる。だから、コミュ力がない人はいないという言い方もできる。場所を変えることも大事」と、苦手意識を持つ人へのメッセージを語った。

(『ABEMA Prime』より)

この記事の画像一覧
こんな記事も読まれています
この記事の写真をみる(5枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る