後がない第2セット、錦織はリターンで活路を見出せず我慢の展開を強いられる。それでも自身のサービスゲームでは、幾度となく訪れた計4本のブレークポイントをベテランの勝負強さでことごとく凌ぎきり、勝負をタイブレークへと持ち込んだ。だが、最後は若き才能の勢いに押し切られ、激闘の末に力尽きた。
試合後、コート上でマイクを向けられた錦織は「みなさん、今日はありがとうございました。良い試合ができたと思います。最後の試合で緊張もありましたが、怜に負けたことは他の選手に負けるよりは良かったかなと思います。このニューヨークは思い出の詰まったところで、また試合ができたことに感謝しています」と、晴れやかな笑顔を見せた。その姿に対し、スタンドを埋め尽くした観客からは総立ちで「ありがとう!」と労いの大歓声が送られ、会場は温かな拍手に包まれた。
(ABEMA/WOWSPO/全米オープンテニス)
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