■なぜ今「フレネミー」?専門家が語る若者の気質と「ただの敵」との違い
なぜ今、若者の間でフレネミーという言葉が広がっているのだろうか。
早稲田大学文学学術院の石田光規教授は、「SNSも関係していると思うが、どちらかというと今の若い人の気質の方が関係している感じがする。基本的に友達関係というのは、『あまり悪いことは言わない』『ケンカはしない』など、なるべく相手のことを立てて、とがったことを言ってしまうとあまりよろしくない事態になってしまう。そのとがった事態をうまく言葉として収めるためには、『フレネミー』なんて言葉が都合がいい」と説明した。
では、フレネミーな人と見られやすいのはどのようなタイプなのか。「例えば、空気を読まない人間。そういう人たちは少なからずフレネミーと呼ばれてしまう要素は持っていると思う。ある意味、ずけずけ言ってしまう人はフレネミーと見られがち。表面的にはあまり悪口を言わないが、影ではそういうことを言っていたとか」(石田教授、以下同)
「フレネミー」と「敵」とは何が違うのだろうか。「印象として、フレネミーの場合はライトに使われがち。もうちょっと深刻になると友達じゃなくなってしまう。フレネミーというのは、あくまでもまだ友達の範囲の中に留まっている感じ」。
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