■1対1の関係を避け、グループで付き合うことによる「抑止力」
石田氏は、「『友達のフリをして実は敵』という人と付き合わないようにするのを完全に予防するのは難しい」と語る。
その上で「1対1だと(フレネミーに)なりやすい。1対1だと他の人からの評判がわからないが、ある程度の人数で付き合うと、『この人はこういう人なんだから、ちょっと距離を置こうかな』ということがやりやすくなる。そして『グループの中ではなかなか変なことはできない』という抑止力も働く。ある程度の人数がいる場に属して、何回か顔を合わせて関係を作っていった方が、フレネミー的なものはできづらい」と解説する。
さらに、コミュニケーションの取り方にもコツがあるという。「コミュニケーションは、なんとなく『相手もこう返してくれるだろう』という、よく分からない信頼感で成り立っている。まずコミュニケーションのそういった特性を理解しておいた方がいい」「そうするとフレネミーなことがあってもあまり気にしなくなり、『そういう人もいるな』『今日はこういう態度なのか』と感じられるようになる」(石田氏)
これを聞いた、犬山氏は「フレネミーはうまいこと1対1にしてくる。最初に『本当にめっちゃ話が合う』『運命かも』というくらいの感じでガッとくる。『2人で飲みに行こう』『ランチに行こう』と誘ってくるから避けづらい側面もある」とし、その結果「私が悪いのかな、隙があったのかなと思ってしまう」と被害側の心理を説明した。
「でも、グループで付き合うのが良いというのは仰る通りで、LINEのやり取りもグループの中で簡潔にスタンプだけにするとか、少しでもフレネミーの執着から離れるということをやっていきたい」と続けた。
一方で、石田氏の「あまり気にしない」という提案については「気にしちゃう」と率直な思いを明かす。「いじめまでグラデーションでつながっているフレネミーもある。そうなった時に気にしないのは結構難しい」。
1人で抱え込まず「主観」として信頼できる人に相談を
