まさかの“新手”登場に、盤外のボルテージは最高潮に達した。8月29日に生中継された将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」の決勝戦で、中国・四国ナヴィセトスが北関東ブリッツァーズを5勝2敗で下し、見事に優勝の栄冠を手にした。持ち時間5分、1手指すごとに5秒が加算される極限のフィッシャールールと、対局前に持ち時間を削って先手番を奪い合う新ルール「先手番入札制度」が導入された今大会。盤上で繰り広げられた死闘の裏で、大一番の重圧を吹き飛ばすような爆笑のワンシーンが誕生していた。
【映像】仲良しすぎ!? “菅井新手”の一部始終(実際の映像)
両軍が1勝1敗で迎えた注目の第3局では、中国・四国の菅井竜也八段(34)と、北関東の三枚堂達也七段(33)が激突した。対局開始前、今大会の醍醐味である「先手番入札」の作戦会議室で事件は起こる。自身で持ち時間を決めるべき場面で、菅井八段は「先手ほしいなあ。藤本くん、ちょっと書いてくれ!」と、チームメイトで同門の弟弟子である藤本渚七段(21)にまさかの入札依頼。重要な駆け引きを弟弟子に丸投げするという掟破りの“新手”を披露したのだ。
「くっそおもしろいw」「可愛いが過ぎる」
