入札時間をチーム内で相談すること自体は全く問題ないが、全てを委ねてしまう潔すぎる全振りに視聴者も大爆笑。さらに菅井八段は「俺わからんから、先手とれる数字で!」と無茶振りをしながらも、「4分とかはやめてな!(笑)」と次々にリクエストを追加していく。
このコミカルなやり取りに、ファンからは「無茶いうなw」「ほんと仲いいなw」「渚に押し付けたw」「すぐ弟に甘えるw」「すげえむちゃブリ」とツッコミが殺到。「責任重大w」「ガイスー渚ちゃん大好きやなw」「くっそおもしろいw」「可愛いが過ぎる」「なぎ様に一任」「兄弟子ガイスーかわ∃」「コレは草」「まかせてるw」と、最高のチームワークに絶賛のコメントが相次いだ。
一方、兄弟子の無茶振りにもすっかり慣れた様子の藤本七段は、動じることなく淡々と用紙に時間を記入。代打として多めの「1分18秒」を決断すると、記入された時間を確認した菅井八段は「俺もそんくらいで行こうと思ってた!」と深く頷き、納得顔を見せた。対局開始前のインタビューで、入札を弟弟子に託すという驚きの作戦について問われた菅井八段は、「藤本くんは(入札が)上手なんです」とニッコリ。盤上へ向かう緊迫した空気の中でも、兄弟間の揺るぎない信頼関係を見せつけた。
この入札の結果、三枚堂七段が「自分の“3”にこだわっていこうかな」と3秒を入札したため、菅井八段が見事に先手番を獲得。得意の三間飛車を志向して主導権を握ると、積極的に攻めに出る菅井八段に対し、三枚堂七段も柔軟に対応する熱戦へ。しかし、中盤以降で絶品の切り返しを見せた菅井八段が137手で圧勝し、見事に弟弟子の期待に応えてみせた。解説を務めた深浦康市九段(54)も「巧い振り飛車の指し回しだった」と称賛した一局は、盤外の笑顔と盤上の強さが完璧に噛み合った、今大会を象徴する名シーンとなった。
◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け、全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)


