■「精神科医でなくてもできること」の認知が必要
コラムニストの小原ブラス氏は、「日本では精神科と心理師の違いがあまり知られていない。本当は心理師でできるようなものも、よくわからないから精神科に相談するというケースが多いのではないか。素人に切り分けをさせてしまっている状況に問題がある」と指摘する。
コラムニストの河崎環氏も「投薬レベルであれば精神科医でなければできないが、その前段階で相談ができるということが周知徹底されていない。10代の子のちょっとした悩みや、更年期の相談を、いきなり精神科医にする必要はないということを、意外と知らない」と語る。
ichiさんは「私自身も心理師として働いているが、職種全体がもっとハードルを低く、身近な立ち位置として頑張っていかないといけない。重症になる前につながれるところが、公に安心して数多くあるといい」と提言する。
夫の体調が悪化していく中で、心理師でありながらも精神科に予約すべきか迷ったといい、「その状況が客観的にどうなのかを相談できる機会があれば、もう少し早く回復できたかもしれない」と振り返った。
春日氏は最後に、「クリニックにおいては、“動ける精神科”を意識している。初診枠を少しでも取れないか、人を雇用することも含めて考えている。学校ではスクールカウンセラーがいるが、案外知られていない。相談できる人はいるということを知っておいてもらえたら」と呼びかけた。
(『ABEMA Prime』より)
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