高速コーナーの130Rで3台横並び──。ホンダ同士が激しいバトルを繰り広げる中、前方のGT300車両をイン側とアウト側から同時に追い抜く驚きの展開に。衝撃の一瞬に、レジェンド・土屋圭市氏も「やばい、本当やばい」と思わず言及した。
スーパーGT 2026年シーズン第5戦決勝。GT500クラスでは、AstemoとARTAのホンダ・プレリュード2台が強烈なトップ争いを繰り広げていた。
レースは37周目。しのぎを削り合う2台は、西ストレートで一気に加速。しかし、その前方にはGT300車両の隊列が待ち受けていた。さすがの2台もここで詰まってしまうかと思われた、その瞬間。高速コーナーの「130R」で、2台は前方のGT300車両を左右から同時に追い抜くという驚きの判断を見せた。
アウト側を狙うトップのAstemo REAL RACING(#17 HRC PRELUDE-GT)、イン側を狙うARTA MUGEN(#16 HRC PRELUDE-GT)。そして、その中央にはGT300車両。高速コーナーではなかなか見ることのできない、まさかの“3ワイド”が完成した。
わずかなラインの違いが接触にもつながりかねない高速域で、イン側を選択したARTA MUGENが前へ出ることに成功し、17号車をオーバーテイク。ARTA MUGENのガレージでは、レースを見守る野尻智紀やスタッフが立ち上がって歓喜する姿も見られた。
GT300は「どっちに避けたらいいかがわからない」
