将棋の伊藤匠王座(叡王、23)に広瀬章人九段(39)が挑戦する第74期王座戦五番勝負第1局が9月2日、神奈川県秦野市の「元湯 陣屋」で行われている。数々の名局の舞台となってきた“聖地”での開幕局。ABEMAの中継では、本対局でも使用されている陣屋所蔵の「将棋盤」にまつわる秘密が紹介され、ファンから大きな反響が寄せられた。
対局場の「元湯 陣屋」は、将棋界において特別な意味を持つ場所だ。長年にわたり数多のタイトル戦が開催されてきた“将棋の聖地”であり、同時に棋史に残る「陣屋事件」の舞台となった地としても知られている。
ABEMAの中継内では、本局でも使用されている陣屋所蔵の将棋盤を紹介。この盤はおよそ70年ほど前から大切に使用されてきた逸品で、蓋の裏には大山康晴名人・王将(当時)の署名が記されているという歴史的な価値を持つものだ。
マス目を記す線には漆が使われており、長く使用しているうちに剥がれてしまうこともあるというが、最高峰のタイトル戦で使用される盤とあって、日頃から丁寧なメンテナンスが施されている。
「名局の戦いの跡」




