一方、黒星発進となった伊藤王座は、序盤で自身の玉を動かした手への判断に悩み、その後の相手の角打ちに対するバランスの取り方で誤算が生じたと回顧。有効な切り返しが見えず、認識の薄い将棋になったことで終始時間で押される苦しい展開となった。「夕食休憩前後はもう少し深く読んで指せたらという気はしました。そこでうまくバランスを取れなかったのが残念でした」と悔やみ、時間の減りが早いチェスクロック対局へのアジャストを次局への課題に挙げている。
広瀬九段の盤石の指し回しに対し、ABEMAで解説を務めた飯島栄治八段(46)は「完璧な寄せだったと思います」と絶賛。視聴者からも事前の家族エピソードにちなんだ熱狂的なコメントが殺到し、「パパつええ」「とうちゃんつえええーー!」「広瀬九段の準備が凄かった!」「強い広瀬が戻ってきた」と、久々のタイトル戦で圧倒的な強さを見せつけた挑戦者を称える声が溢れかえった。
広瀬九段が勢いそのままに連勝を飾るか、伊藤王座が若き二冠の意地を見せて同星に戻すか。注目の第2局は9月15日、愛知県名古屋市の「名古屋マリオットアソシアホテル」で行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





