南米特有の赤土が牙を剥いた。南米パラグアイで開催されたWRCの初日、いきなり戦慄のアクシデントが発生。ハイスピードでコーナーへ進入したGRヤリスがコントロールを失い、コース脇の茂みへ飛び出すと空中で大回転。車体は無残にも裏返った状態で停止し、大会の波乱を予感させる衝撃的な幕開けだった。
ラリー・パラグアイのステージは、アルゼンチンとの国境を流れるパラナ川の周辺に設定された。全体的にはハイスピードなステージが多い一方、密林地帯にはテクニカルなセクションもあり、赤土の路面は非常に滑りやすい。また、路面が軟らかいため路面に深い轍が刻まれることもある。
今大会は、初日から勝田貴元(トヨタ)がクラッシュ。ティエリー・ヌービル(ヒョンデ)、セバスチャン・オジエ、エルフィン・エバンス(ともにトヨタ)、アドリアン・フルモー(ヒョンデ)ら有力ドライバーにアクシデントが相次いだ。その波乱の大会を象徴するかのような大きなアクシデントが、開始直後SS1の22.2km地点で起きた。
滑る赤土…波乱の高速ラリーを象徴する幕開けに
