日本の長期金利、30年ぶり3%突破は「通過点」か「上昇は限定的」か 識者の見方は二分、住宅ローンは変動と固定どちらが得?

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■日銀の国債保有残高と財政をめぐる論点

 金利上昇が加速するかどうかをめぐって、論点の一つとなったのが日銀の国債保有残高の評価だ。永濱氏が「日銀は国債を年間40兆から50兆円ペースで減らしている」と指摘すると、藤巻氏は「減らしているとはいっても520兆円もまだ持っている。(人に例えるなら)体重180キロが160キロになったからといって健全とは言えない。日銀が国債を買いすぎているから金利が低いのであって、日銀がいなくなるととんでもなく上がる」と反論した。

 さらに藤巻氏は、CDSが低いことをもって財政が大丈夫とは言えないと強調する。「政府が倒産しないのは不足分を日銀が紙幣を刷って放出しているからだ。だがその結果、貨幣価値がどんどん希薄化してインフレが加速していく。ハイパーインフレになってもCDSは低いままだから、CDSが低いから財政大丈夫というのは全然成り立たない」と語った。

 ひろゆき氏もCDSについて、自身の解釈として「CDSとは5年以内に日本が破綻する割合を示すもの。それが低いからといって、5年の間に日本の景気がとんでもなく悪くなる可能性がないことを保証しているわけではない。CDSが動いていないから大丈夫というのは違う」と述べた。

 一方、柿埜氏は日本の財政状況について、「すごくいいというわけではないが、このところ改善してきたことは否定できない」との見方を示した。また、日銀が債務超過に陥る可能性については、「FRB(米連邦準備制度理事会)なども債務超過になっているが、通常はそこまで心配する話ではない」と語った。 

■住宅ローンへの影響と「固定か変動か」
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