■住宅ローンへの影響と「固定か変動か」
長期金利の上昇は住宅ローンにも影響する。フラット35の金利は3.46%に上昇しており、変動金利も上昇傾向にある。番組では、住宅ローン利用者のおよそ8割が変動金利で借りていると紹介された。 こうした中、住宅ローンをどう考えればいいのか。
永濱氏は「変動金利は景気が悪くなれば下がる可能性もある。金利を考えるときは物価上昇率を引いた実質金利で考えるべきで、今、高い金利で借りて住宅を買っても将来は値段が上がる。物価上昇分を割り引いて考えれば実質の金利はそこまで高くない」と説明した。また、「住宅価格が上がっているわけだから、金利がやや高くても今借りて買っておけば将来もっと高くなる、という考え方もできる」と述べた。
ひろゆき氏は「6000万円を35年ローンで借りると35年後にはおよそ1億円を支払ったことになる。35年後に1億円以上の価値になっていないと損なわけで、毎月利率を払い続けて本当に得になるのかが未知数だから人は不動産を買わなくなる。金利が4%や5%になればもっと減り、不動産市場は縮小する」と懸念を示した。
藤巻氏は変動金利から固定金利への切り替えを勧める立場だ。「短期金利が7%や8%、あるいは10%に上がるときに、例えば今、4%の住宅ローンに固定できれば生活設計ができる。日銀はこれ以上政策金利を上げると、日銀自身が債務超過になって存在できなくなると思っているので政策金利は上がらないかもしれないが、歴史的に初めて短期金利を中央銀行がコントロールできなくなる時が来る可能性がある。だからこそ今こそ長期固定に変えるべき時期だ」と語った。
ひろゆき氏も「2年前の変動金利は0.3%から0.5%程度だったが今は1.5%の水準も出てきた。2年で1%上がったということは、このペースが続けば6年後には変動金利が4%になっているかもしれない。そうなら今の時点で3%の固定で契約した方がまだ長期的にはましかもしれない」と述べた。
(『ABEMA Prime』より)

