大学入試のため?「AI生成メールで薄い内容」「かなり負担」高校生の問い合わせ増で企業困惑…背景に“ボランティア等しないと受けられない”総合型選抜入試の“実績作り” 翻弄される学生も

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■「実績作り」に悩む受験生…ボランティアしていなかったらダメ?

「こそれんサポート」代表の奥田美保氏
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 総合型選抜に挑む受験生にとって、大きな課題となるのがアピールするための実績作りだ。総合型選抜を受けられなかった大学生は、「総合型で受けてみようと思ったが、地域課題にアプローチした経験があるかないか、ボランティア活動をしたりなど(基準)があって。自分はしていなかったので、先生に『そこが大事だから受けても意味ない』と言われ、(総合型は)やめて一般入試で受けた」と振り返る。

 一般入試で受かった大学生は、「(総合型で合格した人は)部活動でいい成績や作品を残して、それを評価してもらうことが周りの人では多かった」と話す。

 一方で、総合型選抜で受かった大学生は、「自分のことをよく知ってアピールすることをやらなきゃいけなかった。そういうのが苦手なので、面接練習の時も長所や自分の自己PRを考えるのが大変だった」と自己表現の難しさを口にする。

 こうした受験生の悩みをサポートする動きもある。ボランティア活動と、その体験を志望理由に落とし込むプログラムを実施している「こそれんサポート」代表の奥田美保氏は、「夏休み時期は高校3年生のボランティア参加率が非常に高い。実際に(大学の)説明会に行ってみて初めて(入試に)ボランティアが必要だと知り、急いで申し込むケースもある」と話す。

 奥田氏は「(ボランティア活動時に)『入試の実績や学校の宿題でボランティアに参加した人はいますか?』と聞くと、そーっと手を挙げる人もいる。まず『そういう気持ちでなくてもいいよ』『今日ボランティアに来たことがとても大事』とまず伝える」としつつ、「皆さんがボランティアをするし、ボランティア活動証明書だけでは足りない」と指摘する。

 同サポートでは、ボランティア参加後の体験を言語化するための有料プログラムを提供しており、「総合型選抜のためのボランティアはきっかけであって、体験は経験になる。その経験になるために言語化することを手伝う」として、体験後の振り返りやその落とし込みが重要な部分だと語る。

「入試のためだけ」の高校生に企業困惑…
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