睡眠と学校以外の時間は何かしらスマホを触り続けているという、Aさんの娘たち。ただショート動画漬けの影響が、一概に「悪ばかり」とも言えないと感じているそうだ。
Aさん曰く、生後半年でスマホを触り始め、「筋金入りのドパガキ」だという次女。いつの間にかショート動画を見ながら工作をするようになり、さまざまな作品を生み出すようになったという。例えば小学校2年生のある日には、フェルトを使って赤いリンゴが実った木の周りにさまざまな動物が集う作品が出来上がっていたそうだ。
「本人がYouTubeかショート動画でフェルトの工作を見て、自分一人で必要な材料を買ってきて、自分で作ってみたいな感じ。親は何もしてなくて」
「面白かったのは自動販売機を作ったりとか、押すとガシャンて出てくるみたいなものを紙で作っていたり。保育園時代は折り紙や紙の工作から始まって今だとUVレジンという樹脂を固めるようなものも。手芸の動画を見て自分も作りたいと言って、毎日何かしらの工作をしていて、ちょっと大人でもびっくりするような作品というか、物がいっぱいできている感じ」
また、長女には、こんな影響があったという。
「ショート動画を見まくっていたせいなのかやたら知識が豊富で、小学2年か3年のときに『日本は物価が安いらしいけどなんで?』『なんで人間っていろんな言語があるの?』みたいな、目の付け所というか質問のレベルが高くて、簡単に答えが出ないような質問もあった」と、社会に対する疑問を次々と投げかけられ、驚いたという。
ショート動画を見続ける子どもが「ドパガキ」と言われていることについて、Aさんは…。
「ずっとスマホを見せているのは良くないと思いつつ、全部やめるのもちょっと違うというふうには思っていて。アウトプットにつなげられたら、それはそれでいいのかなと」
問題は“スクリーンタイム”ではない ハーバード大准教授が指摘
