1回戦シードの永瀬九段は、今回で7年連続の出場。そのすべてで1回戦シードでの登場となっており、12人しか出られないJT杯出場者の中でも、常に最上位で活躍し続けている証拠と言える。きょう9月5日は自身の34歳の誕生日。待望の初優勝を目指す戦いの幕開けを、バースデー勝利で飾りたいところだ。
一方の石田六段は、2012年10月のプロ入りから14年目で初のJT杯出場。昨年の竜王戦での活躍などが光り、出場順位10位で選出された。1回戦の静岡大会では、優勝5回を誇るレジェンド・羽生善治九段を撃破。初の公開対局や和服での対局という緊張しやすい舞台でも、いざ始まると物怖じしない堂々とした指し回しを見せ、局後には「普段以上に集中して指せました」と振り返っていた。初戦で大きな経験をした本局でも、臆することなく力を存分に発揮したい。
両者の公式戦での対戦成績は全2局で、永瀬九段の2連勝となっている。過去の戦型は矢倉と横歩取りで、いずれも当時の永瀬九段が得意としていた戦法だった。前回の対戦は2017年で、今回は実に9年ぶりの顔合わせ。その間にタイトル獲得などトップ棋士へと駆け上がった永瀬九段に対し、石田六段も久しぶりの対戦とあって新たな気分で臨めることだろう。本局の勝者は、10月31日に行われる準決勝東海大会への進出が決まる。久々の対戦となる両者の熱戦に期待したい。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






