対する挑戦者の伊藤匠二冠(叡王、王座、23)は、「練り切り」と「抹茶」の純和風セットを選択した。提供された練り切りは2種類。一つは山々が紅葉で織物のように彩られる情景をモチーフにした「錦秋」。もう一つは、あす9月9日の「重陽の節句」に合わせた美しい菊の花を模した逸品だ。
季節の情景と日本の伝統行事を見事に表現した繊細な和菓子に、ファンからは「これもええなー」「こっち食べたーい」と感嘆の声が続出。「イトタク渋過ぎ」と若き二冠の渋い選択を称えるコメントや、「まさに職人芸だねこれは」と目にも鮮やかな職人の技に感銘を受ける声が多く寄せられた。
午前のおやつでは和風の藤井王位、洋風の伊藤二冠と分かれたが、午後のおやつでは藤井王位が洋菓子、伊藤二冠が和菓子と見事な交差を見せた。盤上の息詰まるねじり合いが続く中、対局室に運ばれた秋色に染まるスイーツたちは、激闘を見守るファンにとっても至福のひとときとなったようだ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)




