平本蓮が突然、泣いた 「ふとした瞬間に涙が…」みんなで作り上げた復帰への道筋 仲間やファン、妻へのアツい思い

超RIZIN
平本蓮
【写真・画像】 1枚目
【映像】突如、“涙腺が崩壊”した平本蓮
この記事の写真をみる(11枚)

 総合格闘家の平本蓮が、およそ2年にわたる長期離脱を経て、10日に京セラドーム大阪で開催される『ANGEL CHAMPAGNE presents 超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』でファンの前に戻ってくる。相手は鈴木千裕を破っている強敵のカルシャガ・ダウトベック。激闘必至の好カードを前に、苦しくも充実した日々を振り返った平本蓮が、人目をはばからず涙を流した。その涙に隠された周囲への感謝、復活にかけたアツい思いとは――。

【映像】突如、“涙腺が崩壊”した平本蓮

「自分一人ではここには戻ってこれなかった。しみじみ練習しててすごく感じる。ふとした瞬間に涙がこぼれそうになるくらい…嬉しいっす。嬉しくて泣きそうになります」

 そう話すと、ふいに平本は鼻に手を当て、鼻をすすり、目に溜めた涙をティッシュで拭った。

 この一戦に向け、平本はダウトベック対策として、宇佐美正パトリックや宇佐美秀メイソンと練習を共にした。兄のパトリック曰く、メイソンは「超サウスポー。スピードも速いし、蹴りも蹴れる。ダウトベックより何がいいって、早いんで。フェイントも引き出し多いから」と弟を絶賛した。

 平本のジムのモニターでダウトベックが鈴木千裕を2-1の判定で下した『RIZIN.50』の映像を食い入るように見つめる面々。平本は、次のように続ける。

「カナダでずっとアマチュアボクシングエリートとしてカザフスタンの選手との対戦経験がパトリックとメイソンにはある。ダウトベックのカザフスタンボクシングが必要。僕にはないボクサーならではの観点というか。僕はあくまでもキックボクサー。一緒に試合を見ていても僕とパトリック、メイソンの思う視点って違うので」

 パトリックが続ける。

「僕が考えていた対策と似たような答えが出てたのでよかった。(平本は)身体が強い。見てても張りがあって、すごくいい感じではある。本当にダウトベック選手は強いしパワーもあるけど、勝負をしたときに自分のやりたいことがうまくいかなかった場合、試合を捨てるようなイメージがある。ただ蓮くんは最後まで集中して勝ちに行こうとする。そういった姿勢でも蓮くんは勝ってると思います。技術面、打撃のパンチに関しては、特別差はない。あとはどちらが先に当たるか。いま、答え合わせをしながら先に当てられるように考えながらやっている」

 平本には他にも頼もしい助っ人がいた。朝倉未来との一戦を攻略したステップはJSKA弘仁会 二瓶道場の二瓶卓郎氏から習得した技術。その二瓶氏が、朝倉戦以来となるサポートについた。

「大体形は出来上がった。あとは本人が試合までコンディションをしっかり整えてもらうのが一番」

 二瓶氏は平本の仕上がりに太鼓判を押す。

 運命の一戦に向けたトレーニングを振り返った平本は「脳で考えて動くと0.1、0.2秒遅れる。だから考えずに出た攻撃が自分の武器なので、染みつかせるように。剛毅會宗師・岩﨑先生と細かい修正をして普段から意識して、狙わずに。狙うと振っちゃうので。ここで勝ったら先生を証明できる」って部分もある。

 打撃トレーナーの大珠は「誰かに特化した練習ではなく、オールマイティに総合力を磨き上げた。前回の朝倉戦の時に比べると総合力が全然違う」と自信をのぞかせる。

 MMAヘッドコーチの大塚隆史も「余計なものを全部省いている感じ。ダウトベック自身も平本蓮相手でも打撃で勝負してくるはず。自分が劣勢とか危ない場面になったら入ってくるかなって。組みの対処、入ってくる方向、どの足を取りに来るかはわかってる…倒し切ってくれると思う」と期待を寄せた。さらに弟の丈も「いい時の兄貴と悪い時の兄貴って自分の中でわかる。今回は『大丈夫だな』っていう時の兄貴。やってきた研ぎ澄まされ感。安心感が違う」と信じて疑わない。

 妻・里乃さんも「試合が決まってから日々イキイキしてて、“心技体”が過去イチ整ってる感じ。側で見てて負けると思わない。もちろん心配だけど、信じてます」と笑顔をのぞかせた。

平本蓮、再起戦に向けて「REN is Back! Let’s GO!!」
こんな記事も読まれています
この記事の写真をみる(11枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る