子どもと接するからこそ「産みたくない」女性教師(35)のホンネ…「1人くらい欲しい」「手伝うから」と言う夫とのすれ違い、既婚子なし“圧倒的マイノリティ”の悩み

わたしとニュース
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■「メリットしかない」と言う夫と、妻が考える現実のギャップ

 森さんには、子どもを望む夫とのギャップもあるという。「最近になって『2人も楽しいけど子どもがいたらもっと生活にメリハリがつくんじゃないか』『やっぱり1人くらいは欲しい』と夫が言うようになったんです。もし健康に生まれてこなかったら、何か障害があったら…私の不安を伝えてはいますが、話し合いは平行線です」(森さん、以下同)

「もし子どもが生まれたら、私も働いているので育児も家事も平等に分担したいんです。夫は『手伝う』と言っていますが、『手伝う』じゃないだろ、と。負担が多くなることは目に見えています。まだ見ぬ子供に対して私は不安だらけなのに、夫は『メリットしかないでしょ』と言っています」

 この夫婦間のギャップについて、月岡氏は「子育てに対するすごくいいイメージ、例えば河原で息子とキャッチボールをしたいみたいな、そういうイメージ自体は本当に素敵な夢。そういうイメージを持って子どもがいつか欲しいなって思うこと自体はすごく素敵なこと」とした上で、実際にはそこに到達するまでに多くの苦難があると言及。

 さらに、「苦難がものすごく見えている森さんと、理想をイメージしている夫さんとの間で見えているものが違うというギャップがある」と分析した。

 出産に関して言えば、女性の身体から子どもは生まれるため、物理的にも女性の負担が多い。また、子育ては良い側面だけでなく、苦労もあるもの。月岡氏は「そういう不安がいろいろあるのに『メリットしかないでしょ』と言われると、むしろ不安が増す。『メリットしかないと言い切る相手と子どもを育てて本当に大丈夫だろうか』と思ってしまうこともあると思う」と語った。

「既婚子なし」という圧倒的マイノリティで生きる葛藤
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