終盤“下り最速”で一気に逆転
しかし、終盤のダウンヒル区間に入ると、経過タイムは「-2.4」とマイナス表示に変わる。ソルベルグは凹凸の激しい路面に対してもひるまずにアクセルを踏み続け、コーナーにも鋭い角度で突っ込んでいった。
まるでオリバーの父で元WRC王者でもあるペター・ソルベルグのような、アグレッシブで豪快な攻めの走りで、実況の布施宏倖アナが「今、車体がポンっと浮いてます!」と叫び、解説の竹岡圭氏が「(ここで)クルマが浮いたのオリバーだけですよ」とコメントしたように、マシンが跳ねようとまるでお構いなしで、タイムを削り取るためアグレッシブに攻め続ける。
24歳の天才は、最終的に2位に2秒9もの差をつける圧巻のベストタイムを刻み、ステージウィンを飾った。要所ではタイヤをケアして、攻めるべきところでは異次元の速さで攻める。目を見張るほどの成長を見せたソルベルグは、最終的に3連勝中だったサミ・パヤリの連勝を止め、今季2勝目をあげた。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2026』/(C)WRC)
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