夫婦と犬だけ…“子どもを持たない”生き方「DINKWAD」とは?当事者の既婚女性(39)が語る“産み育ててこそ一人前”への違和感「子どもは好きだが『育てる』とはリンクしない」

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■「子どもは好きだが、自分で育てることとはリンクしない」子どもを産まない選択した女性

 番組では、夫婦と犬とで暮らすDINKWADという生活を送るフリーデザイナーの志田綾子さん(39)を取材。結婚して15年になる志田さんは、子どもを持たない理由について、「子どもがいる生活の現実的な大変さとか、そもそも私の方が出産に対する恐怖というのもあるので、その辺も含めて、まだ子どもを持つより持たない方が自分たちにとっての現実的な選択肢だなという感じで捉えている」と語る。夫と膝を突き合わせて「子どもを持たない」と話し合ったわけではないものの、子どもがいない人生を選択することになりそうだという。

 さらに、「何かをしたいとか、何かを持ちたいとか、言ってみればプラスの欲望に関してはいろいろ理由が言えると思う。嫌いな理由とか、それを選択しなかったことに対する理由を明確に持っていないことも結構あるんじゃないかなと思っていて。私にとっては子どもを持つということも若干そこに近いというか。全く嫌いではなく、子どもという存在はすごく好きだが、それと自分が(子どもを)持って育てていくところのリンクはしていなくて。なんでリンクしないのと言われても『なんででしょう…』みたいな感じがある」と明かした。

 現在、愛犬のマックス君と暮らす志田さん。犬を飼うことは子どもがいないことの代わりなのか。「それは全く別のもの。ただ犬が好きだから、犬を育てたかったというだけで、そこは明確に違うと言える」と否定する。「ただ、育てていく中で、(子育て)経験はないけれど、多分人を育てるところとかなり似ているところもあるんじゃないかなと私も夫も感じていて。しつけの仕方とか、犬と人間を一緒にするなと言われるかもしれないけれど、ああしろ、こうしろとコマンド(命令)を出すだけではなく、ちょっと考える余地を与えて自分が選択したという状況に持っていきなさいと(トレーナーに)言われたりして。ただこれ人間でも同じことを言われるんじゃないかなと思ったり。あとは本当に小さい時は目が離せずに、いつもおしっこやうんちの世話をしたりとか、そういうのも含めて、生き物を育てるということの共通点はあるなと感じている」と語った。

 一方で、世間にある「子どもを産み育ててこそ一人前」という考えを持つ人に対しては「難しいですよね。本当に人によるとしか言いようがない。ただ子どもがいれば一人前だという考えを持っている人の方が、多分どこかちょっと人間をその方向でしか見ていないのではないかという気もする。普通の人の中で、子どもを持っている人と持っていない人という順位がつきやすいんじゃないかと思う。それは一番分かりやすい指標になってしまっているだけなのではないかな」との見方を示した。

「子どもを持たない理由の説明って必要ですか?」
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