将棋の伊藤匠王座(叡王、23)に広瀬章人九段(39)が挑戦する第74期王座戦五番勝負第2局が9月15日、名古屋市の「名古屋マリオットアソシアホテル」で行われ、17時に両対局者が夕食休憩に入った。
伊藤王座の先手番で始まった本局は、伊藤王座が角換わり早繰り銀を採用。対する挑戦者の広瀬九段が事前に準備してきたとされる作戦で応戦し、互いの深い研究と構想がぶつかり合う繊細な中盤戦が繰り広げられた。
午後に入ると盤上は本格的な攻防へ突入。緊迫した駆け引きが続く中、ABEMAで解説を務める佐藤康光九段(54)は現在の局勢について「徐々に広瀬九段のペースになっているのかもしれない」と見解を示した。さらに、同じく解説の杉本和陽六段(35)も「勝負所」と語るなど、夕食休憩を前に盤上は大きな岐路を迎えることとなった。
先勝した勢いそのままに広瀬九段が連勝を飾ってタイトル奪取へ王手をかけるのか、それとも先手番の伊藤王座が勝負所で意地を見せ、巻き返して星を五分に戻すのか。対局は17時30分に再開され、決着に向けた息詰まる夜戦へと突入する。
持ち時間は各5時間。
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