パーツが剥がれながらも見事に完走
しかし、マッカーリーンはこのワイルドなシルエットのまま走り出すと、チリの激しく荒れたグラベル(未舗装路)路面を激走。走行中、さらに車体右側のパネルの一部が外れかけて、風になびいている。解説の竹岡圭氏も「どんどん剥がれきてますね。最後まで取れないでフィニッシュしてほしい」と、コメントするなか、それでもマッカーリーンは臆することなく、コーナーでは強烈な角度でインをつき、ジャンプスポットではしっかりと飛び込み、見事な着地を見せた。
車体がボロボロになりながらも激走するシーンはWRCならではだが、フィニッシュ後、実況の布施アナが「これだけ苦しいマシンの状況の中で粘り強く、ゴールまでマシンを持ってきました!」とそのインパクトを強調すると、解説の竹岡圭氏も「完走したことが重要」と称えた。ファンからは「フロントボロボロ」「丸見え」「これはキツイ」「たいしたもんだ」と、マッカーリーンに対する心配や感心のコメントが寄せられた。
マッカーリーンは最終的にチリで総合7位に入り入賞。ドライバーランキングでも9位をキープし、トヨタやヒョンデといったフルワークスチームと比べて予算面で制限を受けながらも最高峰クラスへの参戦を続けるフォードの維持とプライドを見せつけた。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2026』/(C)WRC)
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