役職希望アンケートを「白紙」で提出
青山氏は「林氏については、最初から出したかったわけじゃないと思っている」として「高市氏は来年9月に総裁選がまたある。高市氏は今、野党の状況を考えても選挙はあまり怖くない。怖いのは中。自民党内で自分を変えるという動きが起こること。この閣内や役員に入れておくと、やっぱり批判はできない。総理大臣は自分の上司だから。そういうところに置いていくというのが定石だったから、林氏も入れておこうとした」
一方で、今回の人事では全議員を対象に役職希望アンケートが行われたとして「何を希望するか第5希望まで書いてくださいと。国交大臣とか農水大臣とか。しかも理由もちゃんと書くように言って、それを全部読み込むということをやった。それで林氏が何をしたかというと、白紙で出した」と説明。
林氏が希望を出さなかった背景については「来年の総裁選挙に出るためには、そろそろ距離を置いたほうがいい。例えば高市氏は、石破(茂)氏に総務会長になってくれと言われて断って、外にいて、外側から批判的な立場にいたから今総理になっている。林氏はそろそろ外に出たいと思っていた」と言及。
「ただ、自分から『出してください』というのは、やはり総理大臣の顔をつぶすことになるし、それは喧嘩を売った形になる。なので林氏は白紙で出して、最後の人事権者は総理なので『最後はお任せします』と。高市氏は白紙で出てきたので、慌てて『希望を出してください』と電話かけた。その時に『私は希望は出しませんが、最後は高市さんの判断にお任せします』と言って、高市氏が悩むことになるわけだ」
「やっぱり抱え込んだ方が来年の総裁選は無投票の可能性もある。しかし白紙で出すような人を残すと筋が変わっちゃう。今回、全部希望調査を見て決めたんだ、残留になった例えば小泉氏や小林氏も『第1希望です』と言って残すことにしたんだと、会見でも言っている。そのため結局林氏に慰留しなかった。結果的に林氏が外に出ることになった」(青山氏)
反高市集結の可能性
