■「止まれないチキンレース」AIを巡る米中の構図
米中首脳会談でアメリカが習近平氏をどう迎えるかについて、鈴木氏は「習近平氏をアメリカがどう取り扱うかを示す大きなポイント。結果として、アメリカは中国に対して物が言えない、ないし、中国を大事にしなければいけない状況にあると、世界に示してしまうのではないか。中国はレアアースの輸出も、アメリカに対してここ2カ月ぐらいでだいぶ減ってきている。おそらく中国はそうやって揺さぶりをかけてきている」と分析。
さらに「逆にアメリカは中国に対してカウンターになる手段がないということで大豆を買ってほしいとか、小麦を買ってほしいというような話になると、結局トランプ大統領の立ち位置は交渉において劣位にある。これをどうやってトランプ大統領が勝ったと見せるかという演出が、これから注目される」と加えた。
AI開発の不可逆性について、実業家の岸谷蘭丸氏は「イーロン・マスクなりOpenAIなり、いろいろな人が開発止めた方がいいと言ってるが、止められるわけがない。アメリカが止めたら、中国に抜かれるだけ。その技術の不可逆性に抗えずに、止まれないチキンレースをするしかないと思っている。そこを止めてと言われても、中国も無理ではないか」と述べた。
鈴木氏は「米中で何かフレームワークを作れるかどうかが、おそらく今後のAIの発展にいろいろと影響をしてくると思う。それがうまくいくかどうかというのは今回だけでは決まらないと思うが、この米中首脳会談が重要になってくる」と語った。
(『ABEMA Prime』より)
