父親も男尊女卑の被害者?九州女性たちの“さす九反論”は強がり?
一方で、SNSなどでは「台所で夫に隠れて美味しいものをつまみ食いできる」「実は女性が男性を手のひらで転がしている」と語る九州の女性たちの反論も少なくない。しかし、オカン羊氏はこうした声に違和感を抱いているという。
「そういう女性たちの意見を聞くのが辛い。キッチンでこっそり美味しいところを食べるのと、家族みんなで1個ずつ『美味しいね』と言い合うのとでは、絶対にみんなで食べるほうが幸せだと思う。できる範囲で一生懸命、自分の幸せを守っているような強がりに聞こえてしまう」
さらにオカン羊氏は、夫婦は対立するのではなく思い合える関係であってほしいとした上で、男尊女卑の被害者は母親だけではないと指摘する。
「父も被害者だと思う。孫が遊びに来ているのに、一日中テレビを見て自分の日常を生きている。『あなたは男だから仕事だけしていればいい。家事育児はしなくていい』という性別役割分担によって、育児をする機会を奪われていると思う。抑圧されて生きてきて、定年を迎えて『自分は何のために生きているのだろう』と思いながら暮らしていくのかと思うと、父親も男尊女卑の被害者だと思った」
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