相続はむしろ損?実家じまいで「車が買えるほどの解体費」「足代で赤字」子供世代に“負動産”を遺さないためには…弁護士と考える

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■費用が持ち出しになる「実家じまい」の実態

 ユーザー投稿サイト「発言小町」に寄せられた「田舎の実家や土地、みなさんどうしてますか」というトピック。投稿者は結婚して実家を離れ20数年になる40代の女性。両親は元気であるものの、都会でも空き家問題が取り沙汰される中、将来的に田舎の実家や土地を売るにしてもどうなるのだろうかという相談だった。

 これに対し、様々な経験談が寄せられた。レスを投稿した知人の80代の女性は、隣の県の土地が売れず、数件の不動産会社との交渉や相続権利のある兄弟とのトラブルから、何度も隣の県までわざわざタクシーと電車で通うことになり、土地の売却予定を大幅に超える足代がかかってしまったという。

 また、夫の実家の古くなった倉庫の傷みがひどく、台風などで近所に迷惑がかかることを恐れて取り壊したところ、そこそこの車が買えるくらい費用がかかったという声もあった。

 さらに、アカウント名「負動産」のユーザーからは「廃屋が何軒も放置されているような場所にあり、小学校さえ廃校になり放置されている。固定資産税は寄付だと思うようにしている」として、税金を支払いながらも空き家をそのまま残して放置している現状が明かされた。

 このように、実家じまいの段階で思わぬ費用に直面し、困っているケースが多く存在している。

とてつもない量になる前に「普段からコツコツやるのが大事」
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