【WRC 世界ラリー選手権】第13戦 ラリー・イタリア・サルディニア(デイ4/10月4日)
4日、2026年WRC(世界ラリー選手権)最終戦の競技最終日が行われ、トヨタのエルフィン・エバンスが自身初の年間チャンピオンを獲得した。同じくトヨタのオリバー・ソルベルグは今大会で総合優勝を果たしたものの、最終ステージ残り1キロでの衝撃的なアクシデントによって、自身初のタイトル獲得を逃した。
ソルベルグは最終日デイ4のSS16を終えた時点で、スーパーサンデーのポイントも試算すると、ランキングトップのエバンスに対して1ポイント差まで迫っていた。最終SS17のパワーステージポイントも鑑みると、エバンスより上位のタイムを叩き出せば、逆転してチャンピオンを獲得できる状況だった。
一方、エバンスのマシンはSS16でパンクのアクシデントに見舞われており、調子もいまいち上がりきっていない様子。それでも、先行して走行することになったパワーステージでは、エバンスはベテランの意地を見せて暫定3位のタイムを記録していた。
ラリー1の最終出走ドライバーはソルベルグ。物おじしない性格と元WRCチャンピオンである父・ペター譲りのアグレッシブな走りで、決して手堅いを選択をすることはなかった。最初から攻め続け、フィニッシュ前最後の区間タイムは、エバンスに対して約1秒9秒も早く、あとは残り1.4キロを大きくペースを落とさずにフィニッシュするだけ。
残り2コーナーの場面で誰もが予想しない劇的な幕切れ
