近年、婚活市場で稼ぐ女性がトレンドになっている。その一方で、注意したいのはマッチングのしづらさと経済格差の拡大だ。ニュース番組『わたしとニュース』では、独身研究家の荒川和久氏に話を聞いた。
「稼いでいる女性は婚活市場の男性から人気。むしろラッキーみたいな感じに、だんだん昔の昭和の女性みたいに今男性がなっている。高年収で選ばれないからと言って嘘ついて低い年収を書いたりする必要はなくなった」(荒川和久氏、以下同)
婚活市場では人気の稼ぐ女性。ところが、人気がそのまま結婚につながるとは限らないという。
「婚活市場の中で人気はあっても最終的に結婚に至らない。女性自身がそういう男性ではなく、自分よりも年収の高い男性しか見ていないので、結果的にマッチングしない。まず数字で相手を見る。今の婚活は結局数字が全てで大変」
多くの独身男女はどんな状況にあるのだろうか。
「高年収の女性の割合はそんなに多くない。メインの真ん中4~5割の層は300万円台の年収で独身のときはやっている。男女ともお互いに、悲しいことに『これでは結婚できない』と諦めているのが現状。年収が800~1000万なければ結婚できないなんてことはないわけだけど、ないと結婚できないという圧力がかかっている感じがする」
さらに、稼ぐ女性が求められる婚活には稼ぐ者同士が結びつくというもう一つのジレンマも。
「年収1000万円の夫がいて、専業主婦の妻がいたら世帯年収1000万円。今は年収1000万円の夫は年収1000万円の妻と結婚するので、世帯年収2000万円になる。これを続けると、上は上でどんどん上がっていって、下は下で上がらないので、格差が広がってしまう」
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