【WRC 世界ラリー選手権】第13戦 ラリー・イタリア・サルディニア
4日、トヨタのエルフィン・エバンスが悲願の初優勝を果たし、幕を閉じたWRC(世界ラリー選手権)の今季最終戦。世界最速のラリードライバーが決定する最終SSにおいて、フォードの新鋭が度肝を抜く“超高速滑降”を披露して名を上げている。
27歳のアイルランド人、ジョシュ・マッカーリーンは、Mスポーツ・フォードで2年目のフレッシュなドライバー。今シーズンも豪快なインカットや壁にヒットしながらもアクセルを踏み込むアグレッシブさを見せており、大胆不敵な攻めの走りを得意としている。
そんなマッカーリーンは、前日デイ3に総合6位と好位置につけていたにも関わらず、コース脇の木に接触したことが原因でデイリタイアとなってしまう。この結果、ラリー1で暫定最下位となり、最終パワーステージでは一番最初に出走することになった。
サルディニアの路面は、細かな砂が多く滑りやすくなっており、先に走るドライバーが必然的にこの砂の掃除役となる。つまり出走順が早いほど不利になるのだが、マッカーリーンはそんなことお構いなしに猛烈なアタックを敢行。ステージ折り返しの下り坂では、スピードメーター表示で「192km/h」の数値を叩き出した。
「映像で見るより勾配がきつい」急斜面で度肝抜く走り
