「ここ最近ヘイトが向けられている」 来日21年のロシア出身声優が明かす“風当たりの強さ”…永住許可の厳格化で「これ以上私に何ができるんだ」の本音

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■「税金も年金も払っている」制度への誤解

ジェーニャさんの略歴
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 ジェーニャさんは「日本大好き。もう日本しかありえない。友達も、仕事も、家族も全部日本。ずっと日本に住みたい」と話す一方、厳格化と手数料値上げには納得がいかず、SNSで思いを発信した。だが、その投稿には「国のルールの下で生活すべき」「文句ばかり言うな」といった批判の声も寄せられた。「ここ最近ヘイトが向けられている」。

 日本に住む外国人へのイメージについて、「『税金も何も払わないでワイワイしている』というイメージが、なぜか日本人の中にある。私たちも普通に、税金や健康保険、年金を払っているが、意外と知られていない」と指摘する。これにアメリカ出身の文化通訳で、シンガーソングライターのネルソン・ バビンコイ氏も 「払わないとビザも更新できないし、支払いが少し遅れても引っかかる」と続けた。

 結婚と在留資格をめぐる誤解もある。コラムニストの小原ブラス氏は、「『誰かと結婚して永住もらったらいい』と言う人もいるが、結婚しても永住許可が下りるわけではない。婚姻ビザが下りて、そこから何年か住んで……という手続きのイメージがなく 、簡単にもらえるというイメージが普及している」と話した。

 ジェーニャさんは、国民感情の変化についても肌で感じているという。「20年前は外国人がさほどおらず、外で指をさされるぐらいだった」と振り返りつつ、「観光客が増え、原宿や渋谷は8割、9割が外国人に見えるほどだ」との実感を語った。

■「外国人ってだけで片付けられるのは悲しい」
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