【WRC 世界ラリー選手権】第13戦 ラリー・イタリア・サルディニア
2026年のWRC(世界ラリー選手権)もいよいよ最終戦。各ドライバーが来季に向けて結果を残そうと奮闘するなか、フォードのアームストロングがダイナミック過ぎる離れ業を披露してファンを沸かせた。
最終戦の舞台はイタリア、伝統のサルディニア島。一面が細かな砂に覆われたグラベル(未舗装路)の路面は滑りやすく、また、砂がはければその下から硬い石や岩が露出してタイヤにダメージを与えやすくなるという非常に難しいコンディションになっている。
今季からMスポーツ・フォードのレギュラードライバーに抜擢されたジョン・アームストロングは、31歳のアイルランド人。eスポーツ世界ラリー選手権の元チャンピオンという変わった経歴の持ち主で、高い分析力と限界域での優れた適応力を武器に、この一年を戦い抜いてきた。
競技2日目デイ2のSS7は、起伏の激しい丘陵エリアを駆け抜ける23.23kmのロングステージで、SS6終了時点で総合12位にいたアームストロングは、この日最後のステージでひとつでも順位を上げようと巻き返しを図る。
看板に3度当てるも見事に立て直し爆走
