■過剰な規制が生む“別の弊害”━━中国に見る知識不足と重苦しさ
デジタルコンテンツの弊害や過剰な刺激が問題視される一方で、コンテンツを極端に制限・排除することが必ずしも良好な性意識や婚姻関係につながるわけではない。中国出身で東大大学院卒の芸人・いぜんは、中国の性にまつわる事情について語った。
芸人・いぜんは、中国では性的コンテンツに対する規制が非常に厳しく、性に関する情報に触れる機会も限られていると説明。日本のAVを見て性について学ぶ人もいるといい、 高学歴の夫婦であっても「同じベッドで寝ているだけで妊娠する」と本気で信じ込んでいた事例が報道されるなど、性に関する知識を得る機会の少なさを明かした。
さらに、性に関する情報が限られる一方で、性的行為そのものが「極めて重い決断」として捉えられすぎてしまい、いぜん氏自身も性行為について「すごく重たい行為として感じる」と語った。
こうした議論を受け、富永氏は「AVは教科書ではない」と指摘する。アダルトコンテンツはテーマパークのようなファンタジーの世界であり、現実の性感染症のリスクや性交痛、性的同意、望まぬ妊娠といった「バックヤード」は描かれないと説明。だからこそ、教育の場でこうしたバックヤードをしっかり教え、ファンタジーとの境界線を引くことが重要だと述べた。
(『ABEMA Prime』より)
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