しかし、ふと「そう思うと、いつまで出来るのかなって」と武騎手自身がこぼすと、すかさず渡辺九段が「何歳くらいまでやっていただけるんですか?」と競馬ファンを代表して直球の質問を投げかけた。これに対し、武騎手は少し微笑みながら「僕ね、あんまり考えてないんですけど、“終わり”のイメージがないんですよね」と、引退という文字が全く頭にないことを明かし、将棋棋士たちを驚かせた。
さらに渡辺九段が「じゃあ5年後とかも。5年後とっくに還暦を超えていらっしゃいますけど、それでも動くだろうなという感覚は?」と食い下がると、武騎手は「分からないですけど、やってそうで怖いですよね(笑)」とまさかの回答。「10年後とかがどうなのかなって我々競馬ファンは思っちゃうんですけど。5年後は全然やってらっしゃると思います」と期待を込める渡辺九段に対し、スタジオは温かい笑いに包まれた。
数々の大記録を更新し続ける57歳は、最後に「そうなんですかね。まあ、声がかかるように頑張っていきたいなとは思ってますね」と、さらなる活躍へ向けて静かな闘志をのぞかせた。日本競馬界の至宝が語った「終わりのない未来」。レジェンドジョッキーの底知れぬモチベーションと競馬への深い愛が浮き彫りになり、視聴者にとってもたまらない貴重な一幕となった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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