盤上で数々の修羅場をくぐり抜けてきた勝負師が、これほどまでに我を忘れて驚く姿はめったに見られないだろう。ABEMAの特別番組『武豊騎手デビュー40年記念特別番組 盤上の武豊』が10月10日に放送され、将棋タイトル31期の渡辺明九段(42)、阿久津主税八段(44)らが出演した。さらに、山根ことみ女流三段(28)、和田あき女流二段(28)という棋界屈指の競馬好き棋士・女流棋士が集結し、特別な一夜限りの共演を果たした。
【映像】嬉しくてつい!? 渡辺九段の驚きの挙動(実際の映像)
番組の前半では、武豊騎手のデビュー40年を記念し、“競馬”をモチーフにした詰将棋のペア対決などの企画が行われ、出演者たちは大いに楽しんだ。詰将棋界の超新星である岩村凛太朗四段が作成した、盤上を名馬たちが駆け抜けるようなオリジナル詰将棋に、棋士たちは男女ペアとなって挑戦。普段の静寂な対局とは異なり、競馬のレースさながらのタイムトライアル形式で白熱した頭脳戦が繰り広げられた。
勝負の行方は、難解な3問の詰将棋をいかに早く解き明かすかに委ねられた。阿久津八段・山根女流三段ペアも奮闘したが、渡辺九段・和田女流二段ペアが驚異的なスピードと読みの深さを発揮。合計タイム7分59秒という好タイムを叩き出し、見事にこの「名馬詰将棋タイムトライアル対決」を制して勝利を飾った。
「ちょ、ちょっと…本物ですか!?」




