■「総理ご自身の保身だったのでは」
さらに辻元氏は追及の手を緩めず、「私はね、身内をかばったように見えました」と指摘。「そうすると、かばった総理の資質と総理の責任が問われるんです。ズルズルですね、総理が決断できなかったから国会の停滞を招き、国民に政治不信を振りまいたじゃないですか。総理自身はどのように責任を取るつもりですか」と畳みかけた。
委員会室から「そうだ!」と賛同のヤジが飛ぶ中、高市総理は「私には任命責任がございます。過去にも大臣が辞任をされた例は多々ございました。その時には、できる限り速やかに後任大臣を選び、そして一生懸命一丸となって国政に貢献をするということであろうかと思います」と答弁した。
しかし、辻元氏は「総理には任命した責任だけでなく、かばい続けた責任、決められなかった責任がある。その自覚はないですか」と重ねて迫った。高市総理が「私はかばっていたわけではございません。本人にしっかりと国民全体の代表でいらっしゃる国会議員の皆様の前でも説明責任を果たすべきだと考えましたので、そのように促しました」と繰り返すと、再び委員会室はヤジに包まれた。
ここで辻元氏は、「今回露呈したのは、簗さんの問題と同時に、やっぱり高市総理の決断力のなさ、身内かばいみたいに見えました」と踏み込み、「もしくは、総理ご自身の保身だったんじゃないかとも私感じました。総理は、簗さんというより、自分の内閣に傷をつけられたくない、そして1人辞めるということは自分の非を認めることになる。それが嫌だったし、怖かったんじゃないですか」と、内閣運営の姿勢そのものに踏み込んで追及した。これに対し高市総理は、「それは辻元委員の感想だと思います。私はそのようなつもりはございませんでした」と反論した。
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