「ネクタイ2色買い」「制服に7万円」家計を圧迫する“隠れ教育費”のリアル…慶應大教授が指摘「学校指定品は適正な競争行われず高い金額に」「シャツ、靴下、バッグは市販品でいいのでは」

わたしとニュース
(2/4) 記事の先頭へ戻る

■「高級車2台買えた」家計を圧迫する隠れ教育費の実態

大学院生の母親
拡大する

 隠れ教育費のモヤモヤについて街で話を聞くと、多くの不満や疑問の声が。

「一番びっくりしたのは部費です。ユニフォーム代、シューズ、Tシャツ。『(Tシャツを)学年によって揃えたい』と言ってさらにかかったりとか。部費の方は10万ちょっと超えましたね。修学旅行も13万かかりましたね。ネクタイも1種類でいいのに2色あるんですよ。だからネクタイも2色買ったり」(中学生と高校生を持つ母親)

「1人目の時は驚きました。公立なのに制服代とか備品にお金がかかっちゃって。近所の指定した用品店で買わない。地元のそういう絡みがあって高くついたかな」(大学生と大学院生の母親)

「(部活の)靴とかすぐにサイズアウトしちゃうので、買い替えは結構あったかな。意外と買って使わなかったものとかもあったのかな。教育費がなかったら普通に高級車2台くらい買えているんじゃないの?みたいな。(Q.それも含めて未来への投資?)そうですね。物よりも未来に投資した方が良いかなと思って」(大学院生を持つ母親)

 この春に関東の公立高校に息子が進学したというAさんも、“隠れ教育費”にため息が止まらない一人だ。息子の高校受験のために支払っていた月数万円の塾代を終えたものの、今度は高校の制服代やパソコン代、指定衣類代などでカードの引き落としが毎月のように高額になっていたという。

「4月に制服7万、学校用パソコンに6万かかり、約束していた入学祝いのゲーム機を先延ばしにしていた。ようやくプレゼントできた翌月に、修学旅行費11万円の請求が来た」(Aさん)

 中でもモヤモヤするのが学校指定の衣類関係だという。「中学校はカーディガンの色も冬のアウターもほぼ自由だったが、高校の校則が厳しく、サイズは合っているのに中学で使っていたものが使えない。中学校はカーディガンは6、7色くらいから選べたが、高校は4色でシンプルなものしかダメ」。さらに、「水着を中学の時のサーフパンツタイプからフィットタイプに買い直さなければならなず、『こんなピチピチ水着、学校でしか使えない』と息子も不満気だった」と、買い直しの実態を明かした。

公正取引委員会の調査も…“指定店独占”の弊害
こんな記事も読まれています
この記事の写真をみる(6枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る