■自らウィッグを被り「自分の頭で実演」
「巻き髪おじさん」として動画を発信しているのは、広島県福山市の美容室「CUT・S 駅家店」に勤務する、美容師歴13年の新井甫青(としはる)氏(33)だ。「普段は巻き髪やヘアアレンジの動画をInstagramとかYouTubeとかいろいろな媒体を使って誰にでもわかりやすく発信しております」。得意な髪型は、少しレイヤーを入れたロングヘア「韓国風お姉さんヘア」だという。
新井氏は自らウィッグを被って動画を発信し始めたきっかけについて、「髪を巻いたら可愛くなれるので、そういう楽しさをいろいろな人に広めたいと思って」と明かす。
動画のモットーは「わかりやすさ」。「マネキンの頭でやっても、『見ている人はやり方がわからない』と思い、『自分の頭でやる』というのがテーマの一つで、それを実際にやっている」と、自らの頭で実演することへの強いこだわりを語る。
実際に動画の撮影風景を見せてもらうと、カメラの前で黙々と髪をセットする新井氏の姿が。撮影はすべて一人で行っている。そして動画撮影に欠かせないウィッグだが、「今は6つくらいあるが、1個2万円くらいするので、ウィッグ代だけで10万円以上かかっている」という。
毎週木曜日と土曜日の週2回、新しい動画を投稿している。視聴者からは「自分でやってみて実際にうまくできた」「やってみたら周りの人から褒めてもらった」といった喜びのコメントが多く寄せられ、新井氏も「すごく嬉しい」と語る。
そんな新井氏自身に一番似合う髪型を聞いてみると、「『エゴマの葉前髪』といって、キュッと流して、タイトにとめる前髪で、後ろもタイトにくくる感じ。あれが一番自分に似合っていると思っている」と答えた。
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