【証言】「日本人はダイヤより貴重」マフィアに騙され連行→同室には“警察役の元ヤクザ” カンボジア特殊詐欺拠点の監禁と決死の脱走劇

(2/4) 記事の先頭へ戻る

「仕事を手伝ってほしい会社があるみたいな話で。俺にできることだったらと話をしていたんですけど、当日になってみると(バーの)お客さんであったはずのマフィアの方たちがいて、騙すような形になって申し訳ないけどお金を稼げるし行ってきてくれないかみたいな。もう断れる雰囲気じゃない。(Q.何人くらいのマフィアの方が?)マフィアは3人」(田中さん・仮名、以下同)

 台湾マフィアに車で連れて行かれたのは首都・プノンペンにある13階建てのマンション。案内されたフロアは、リビングには大きなテーブルが置かれ個室も3部屋あった。個室で生活しながら仕事をするように言われた田中さん。その内容が…

「通信基盤局みたいなところのフリして電話をかけろって言われたり、auお客様センター・ソフトバンクお客様センターのフリしてかけろみたいな。台本は中国語から日本語に訳しているので、読んでみると違和感がある。ちょっとしたところは日本人じゃないと訳せないから直しなさいと」

 条件は1年契約で月給4000ドル、日本円でおよそ60万円。カンボジアの平均的な月給のおよそ20倍の額だ。しかし、詐欺を行うフロアには田中さん以外、誰もいなかった。実は、拠点の足がつかないよう働く日本人グループを定期的に入れ替えるのだという。

“警察役の元ヤクザ”の存在
こんな記事も読まれています
この記事の写真をみる(14枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る