■音だけで技や距離を判別「新キャラが出たら対応付けから」
スタジオで実際にプレイしたNAOYAさんは、画面を見ずに相手の飛び道具を飛び越え、技を次々と決めてコンピュータプレイヤーを圧倒した。
次々と勝利を重ねるカギは「音」だ。ゲームの音から相手との距離や攻撃の種類などを把握する「サウンドアクセシビリティ」機能によって、画面を見ずともリアルタイムでプレイできる。
仕組みについては「相手との距離を知らせる『ピッピッピッピ』という音があり、左右が逆になると音の質が変わる。技ごとにもキャラクターの動作ごとに音がついているので、それを覚えて対応付けをしている。『今は“竜巻”中心にやってるな』などと判断して動いていた」と説明する。
キャラクターの識別だけでなく、技には弱・中・強などがあり、相手の技をガードした際の反撃も音を聞き分けながら判断するという。「新キャラが出てきたら、音と技の対応付けから始まる」と語る。「操作は反射的に行うが、音を聞いてからでは間に合わない。そのため、戦いながら相手の動きや傾向を分析している。『このくらいの傾向ならこうくるな』と予測する」。
活躍するのはゲームの世界だけではない。プロのナレーターとしても、企業のPR動画や、Netflix作品の音声ガイド、地上波のレギュラー番組などを手がけてきた。原稿は点字ディスプレイを使って読み上げる。
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